はしご湯アーカイブ

実際に浸かった温泉のレビューです

湯瀬温泉 姫の湯ホテル(→亀の井ホテル 秋田湯瀬へ)

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「姫の湯ホテル」は訪問後に「和心の宿 姫の湯」と改名、その後経営がかわり「亀の井ホテル 秋田湯瀬」として営業しています。このページの情報は「姫の湯ホテル」当時のものです。

東北自動車道から何度か見かけていた湯瀬温泉。大型ホテルが建つ温泉地というイメージがあったが、ガイド本に無料クーポンがあったので立ち寄りしました。

湯瀬の中でも大型ホテルの「姫の湯ホテル」。立派な外観、きれいな館内にお風呂もきれいなもの。ホテルフロントで受付後、お宿が広いので浴室までは少し歩きます。

大きな脱衣所に、浴室には大きな内湯。しばらく振りにこういったお風呂に入湯。L字型で35人前後は入れる内湯、湯口より大量の循環湯がドッカンドッカンと浴槽へ投入されているのがなぜか可笑しい。カルキ臭が目立つ無色透明の湯。

露天は岩や石を囲んでの庭園風呂風で雪で覆われて雪見風呂となり、なかなか風情があって良かった。湯も露天風呂の方がカルキ臭は感じられず。立ち寄りでお湯を楽しむというより、宿泊して料理やサービスを堪能するといったお宿だと思います。
(三昧・2005年1月)


十和田ICへ向う東北道、通過の度に見える湯瀬温泉の大型ホテル群が気になっていた。この度「北東北日帰り温泉」というガイド本に「姫の湯ホテル」の無料クーポンが付いていたので、初めて立ち寄る事に。遠目では随分と華やかで歓楽的なイメージがしていたものの、実際の湯瀬温泉は時間の狭間に忘れられたような昭和の影を引きずる小さな温泉街。つげ義春を好む方にはツボにハマるかもしれません。

さて、姫の湯ホテルですが、普通に立ち寄ると1200円する大型観光旅館です。女性浴室は脱衣所を抜けるとまずは広々とした内湯です。窓が大きくとられた浴室は外の庭園が見渡せ開放的。30人程入られそうなL字型浴槽にはザアザアと大量の循環湯(??多少の溢れ出しもあったものの??)が流し込まれるという、大型旅館にありがちなパターン。湯は無色透明(やや緑がかって見えたのはタイルの所為?)、少しばかりニュルニュルのするもの。洗い場スペースは妙に広々、そしてサウナもありました。

続く露天風呂は日本庭園の中に造られています。20人位入られそうな長方形浴槽で、頭に雪が積もりつつ、静かな雪見風呂が満喫できました。備品はボディソープ、シャンプー、石鹸、ドライヤー。お湯を目当てで行くというよりは、大型旅館ならではの浴室を楽しむ、といった具合で訪問すると良いかもしれません。ここは八幡平にある「藤七温泉」と経営が同じなようで、数枚の写真が飾られていました。
(まぐぞー・2005年1月)

▼男性内湯浴室

▼浴槽から

▼男性露天風呂

▼女性内湯浴室

▼女性露天風呂

湯瀬温泉 姫の湯ホテル データ

秋田県鹿角市八幡平字湯瀬40-1
0186-33-2011
10時~16時(15時受付)
1200円
立ち寄り入浴休止中
訪問:2005年1月

吉祥の湯? アルカリ性単純温泉 61.5℃ pH=8.6 蒸発残留物=620mg (脱衣所に簡易な掲示が有り)