2013年8月 立ち寄り入浴
再訪してみました。川沿いの秘湯のイメージや建物外観には特に変わりは無いと記憶してますが、お宿の経営者が以前とは変わったようです。
早速に入浴受付して浴室へ向かいます。三方向ガラス張りの明るい浴室で山や川がのぞめます。6-7人サイズの木造長方形浴槽が一つあります。水道蛇口代わりの湯口からは43.8℃の源泉を約15L/minほど湯船へ落としています。飲用も可能で専用の飲泉コップも設置されています。
湯は無色透明、つるつる感の肌触り良いです。弱重曹味も少々。浴槽温度は40.9℃なので身体への負担も少なくホッとするお湯でもあります。浴槽前面方向より溢れ出しの掛け流し。鮮度も良好でこのお湯は満足できました、湯治宿泊の候補に入れたいお宿ですね。
(三昧・2013年8月)
八幡平の山懐に位置する素朴な一軒宿です。玉川温泉から花輪方面へ抜ける341号沿い、そこから更に細い小道へ入り熊沢渓谷沿いをクネクネ進むと到着です。かれこれ10年ほど前に一度訪問していますが、その後一旦閉館、経営が替わり再オープンしたとの事で久々に再訪してみました。
熊沢渓谷のすぐ横に建つお宿は以前のまま、何ら変わりないような印象を受けます。受付で料金を支払い早速浴室へ。館内には男女別内湯がひとつづつあり、以前は外に露天風呂もあったようでしたが、前回訪問時、そして今回訪問時も閉鎖中でした。
内湯浴室の基本的な造りは以前のままですが、板などは綺麗に張り替えられ古さを感じません。板張りの洗い場が心地よい浴室には、7人サイズの長方形木造浴槽がひとつあり、湯口より熱め源泉をじゃんじゃん投入、ザワザワと溢れ出る見るも嬉しい掛け流しです。クセのない無色透明の湯は、ツルスベとした肌触りがあり、鮮度抜群で熱めながらついつい長湯をしてしまいます。浴後はスッキリ爽やかで夏向きの湯と感じました。
ちなみに志張とは、アイヌ語で「ぬるい」の意味だそうです。
(まぐぞー・2013年8月)
▼川のすぐ横に位置しています
▼入り口はこちら
▼男性浴室
▼湯口
▼浸かった様子
▼女性浴室
▼湯口
▼浴槽から
▼洗い場
2003年6月 立ち寄り入浴
R341から案内看板を頼りに脇道の急坂を降りた渓流沿いのお宿です。詳細はよく分かりませんがゲルマニウムを含有する温泉との事で寄ってみました。
ゲルマニウムの効能云々はよく分かりませんがとにかくお風呂へGo。男女別内湯には2×4mの大きさの檜浴槽があり、浴槽端の蛇口より源泉がドカドカ注がれています。湯は無色透明無味無臭でつるスベ浴感で心地よいです。温度は体感44℃と熱めで長湯には不向き。露天風呂もあるらしいのですが、夏期のみの営業なのか入れず仕舞いで残念でした。
(三昧・2003年6月)
▼外観
▼浴室入口
志張温泉元湯 データ
秋田県鹿角市八幡平字切留平2-4
0186-25-8188
10時~18時
第1水曜休み
400円→500円→600円
訪問:2003年6月・2013年8月
志張温泉元湯 温泉分析
志張E泉、志張B泉 アルカリ性単純温泉 44.4℃ pH=8.5 溶存物質計=389.3㎎ Na=90.5mg K=1.2 Ca=4.1 F=1.2 Cl=46.1 HS=0.1 SO4=46.1 HPO4=0.2 HCO3=99.3 CO3=4.9 H2SiO3=54.7 HBO2=39.8 HAsO2=1.1 As=0.79 (H23.3.8) ※温泉利用状況=全ての項目において該当なし